きばるの甘夏の季節です毎年春になると、不知火海を望む熊本の水俣から、 生産者グループ「きばる」から甘夏が届きます。 水俣病の発生で漁ができなくなった漁師たちが陸に上がり、 温暖な気候と水はけのよい傾斜地に甘夏を植えたのは1950年代のこと。 甘夏の苗木は一日の日当と同じ400円の時代、 一度に植えることはできず、出稼ぎをしながら、 10~15年ほどかけて、山に苗木を植えていきました。 1977年から始まった「きばる」と生活クラブとのおつきあいは、もう30年以上になります。 初めの頃は栽培指導の通りに農薬を使っていましたが、農薬から倒れる人も出ました。 いまだに患者の実数もわからない水俣病、 その水俣病の経験がある「きばる」は、「被害者が加害者にならない」ためにも、 農薬の使用回数を大幅に削減しました。 かんきつ類の病気は、かかってからでは遅く、出荷できなくなります。 味や中身同じでも、果物は見た目も大事なため、 黒点病やサビダニなど、外皮の見た目が悪くなる病気や虫には特に気を使います。 生活クラブとの約束で、 農薬の使用回数や使用時期が決められているので、 予防のための真夏の草刈りや、選定した枝の始末なども重要です。 「きばる」では甘夏のほか、 スイートスプリングとしらぬい(市販品デコポン)も生活クラブに出荷しています。 グレープフルーツなどにもチャレンジしていますが、まだ本数は多くありません。 甘夏を食べてくれる人がいる限り、「きばる」は甘夏を作り続けていきます。 甘夏の注文は____週です。 甘夏レシピや、一問一答なども載っている 生産者グループきばるのホームページ http://kibaru-mikan.net/ 写真は、1月28日埼玉本部で行われた、きばるとの交流会の様子 甘夏を使ったお料理いろいろ 甘夏の果汁も果肉も入ったお寿司。 ポン酢も甘夏の果汁を入れて。
by syouhizai
| 2014-02-11 14:50
| 情報その他
|
カテゴリ
フォロー中のブログ
検索
その他のジャンル
最新の記事
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||